2010年9月6日月曜日
タイの田舎のお巡りさん
タイの田舎では、警官が制服で拳銃を持ったまま、パトカーで食堂に乗り付けて宴会をして酔っぱらっていますよ。聞くと、店の主人は同じ警官で、サイドビジネスで食堂をやっていたりして、お客そっちのけで同僚の警官と酒を飲んでいます。そのため私は、歌いたかったカラオケが出来ずにたいへん困りました。その店では、主人だけがカラオケの機械の操作を知っているそうです。
10年前にも、タイの北部(チェンダオという田舎町)で同じようなことがあり、たいへん驚きましたが、中国でも同じ経験をして、慣れちゃいました。日本みたいに警官が制服を着替えてから飲み食いする国の方が珍しいのかもしれませんね。
右側の写真は、バンコクで職務に違反した警官を戒める為にタイ警察が導入したキティちゃんの腕章です。http://www.narinari.com/Nd/2007087780.html ただし、サンリオに無断でキャラクターを使用したことから、この腕章の使用は中止になったそうです。何処まで行ってもタイ国は、タイ国です。国家警察の制度でさえこの有様、タイ警察本部では、事前に「キャラクターの使用許諾を取る」ということを誰も考えつかなかったと言うことです。
中国では、宴会に来た警官が停めたパトカーが細い道に違法駐車をしていて、後から来た路線バスが通れず、クラクションを鳴らして警官を呼んでパトカーを移動させました。パトカーを移動させた、警官は何事もなかったかのように、宴会に戻ったのは言うまでもないでしょう。私はその通れなかったバスに乗客として乗っていました。場所は、広西チワン自治区南寧市広西大学路沿いの33番路線のバスです。広西大学の裏には、夜間食堂街が出現して、連夜酔っぱらいが暴れる場所ではあります。
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