2011年2月20日日曜日












先日、クンユアムウイタヤ校で「ジャパンキャンプ」なるものが開催されました。これは、この学校で各言語学習について、学生に興味を持って貰う為に、その言語の国の文化を学生達が紹介する催しです。
ジャパンキャンプ以外にも、過去には「イングリッシュキャンプ」がありました。
今回は、伝統のカルタやすごろくなどの遊技、日本の踊りや歌の紹介。食事では、おにぎりを一個2Bで売ったりとしたようです。日本からは、日本タイ教育交流協会から日本人のボランティア団体が現地入りして、お手伝いをしたそうです。暇だったら行きたかったですが、サラーリーマンでは、どうしようもありません。
浴衣の日本人より、タイ人の生徒の浴衣姿の方が可愛いのは、若さ故でしょうか。富士山のモニュメントを作ったり、くす玉や玉入れのかごや玉を作ったりと、父兄も協力したそうです。次年度は、日本語のクラスも盛況になるかもね。

2011年2月18日金曜日

1980年代音楽シーン その1


















好きな音楽について、ぼちぼちと書いていこうと思います。
1980年代に流行ったといえば、AORでしょうか。当時ディスコでは、アースウインドアンドファイヤー全盛でした。誰でも曲を聴けば一発で判ると思いますが。
アフターラブイズゴーンとかブギーワンダーランドとか、良い曲ばかりです。
当時のリーダー、モーリスホワイトは、黒人で、見た目は「オースマンサンコン」みたいです。残念。

イケ面なのは、死んじゃったけど、ピーターガブリエルとか、こっちはまだ生きてますが、ジョージマイケル、ケニーロギンスなんかでしょうね。ホールアンドオーツも、若い頃はかっこよかったけど、残念、ゲイです。マイケル・マクドナルド(元ドゥービーブラザーズ)、もかっこいいよ。
イーグルスは、皆かっこいいです。私は、ジョーウオルシュが好き。(ゲイじゃないけど)。

LPがすり切れるほど聞いた、ヘビメタ(当時はハードロックと言っていましたが)DeepPurpleは、違う意味で皆かっこいい。野獣派でしょうか?バンヘイレンの、リードボーカル「David Lee Roth 」は、当時「妊娠保険」に入っていたくらいモテモテでした。彼が妊娠するんじゃなくって、ファンの女の子を妊娠させたときの裁判費用保険です。今はどうなんでしょうか?まだやってるのかな?もうそんな能力無いだろうな。まだ、やってたりして。

2011年2月12日土曜日

新車買っちゃいました



新車を買っちゃいました。トヨタプリウスです。ここ1年ほどは、この自動車が大人気です。今はやりの、ハイブリッドカーです。発進時や、低速走行時は、電気の力だけで走るそうで、音はほとんどしません。何でもかんでも操作系はすべて電気で動きます。馬力も強くって、良く走ります。それでいて、燃費はとても良く、売れるはずです。実際は、電気自動車が普及するまでのつなぎかも知れませんが、もうすでに社会の構造がおおきく変わろうとしています。今年中に、プラグインハイブリッドが出るでしょう。日産リーフも昨年末から普及し始めています。課題は、充電スタンドの設置ですが、電気自動車が増えると、アッという間に、普及するでしょう。10年以内には、ガソリン自動車が珍しくなるのかも知れません。
電気自動車に乗りたかったのですが、日産リーフは、2011年度内の販売台数はすでに予約で埋まっちゃっているそうです。誰しも考えることは同じでしょうか。みんな電気自動車を心待ちにしていたみたいです。
ここ数ヶ月の中東アラブ世界の不安定さから、ガソリン価格もじりじりと値上がりしつつあります。
このままだと、産油国の都合でどんどんガソリン価格は値上げされるでしょう。
一般庶民だって、何か対策を立てようとするはずです。
タイでも、すでにハイブリッドカーは売り始めています。町では、あちこちで、ハイブリッド技術の宣伝広告を目にします。世界中に普及するのも時間の問題でしょうね。

2011年2月7日月曜日

国立民族学博物館でのタイ語の講義







2011年2月4日の午後1時から3時
国立民族学博物館に行ってきました。今は、ここで「世界のことば」について講義があり、私は、大好きなタイ語の講義を受けてきました。以下は、その時の講義内容を思いつくまま載せてみました。記憶違いがあるかもしれませんが、おおよそ間違いないと思います。

この講義は、全くタイ語に触れたことのない人対象なので、まずはタイについての説明です。
おきまりの人口やらGDPに続いて、タイの挨拶、ワイの方法、sawadeeが最近出来た言葉であること、チャオプラヤー川を、日本人は「メナム」だと思っていること。などなど。タイでは、ご飯食べた?が本来の挨拶であること。ここはいわゆる「つかみ」です。

最初(Opening)タイ語の概略:
タイ語は、日本人にとって簡単であること。なぜなら、過去形、完了形などの格変化、活用が一切無い、助詞(てにおは)がない、単語をつなぐだけでとりあえずは通じる、単語が少ない、日本語と同じく、分かり切った言葉は省略しても良い

難しい点:
声調があるので、聞き分ける、喋り分けるためには、ひたすらネイティブの発音を聞くしかない。
外来語がたくさんある、サンスクリット語、パーリ語、英語などなど

簡単なタイ国の紹介の後、母音と子音の例を書いて見せます。短母音、長母音、2重母音、などなど、私も最初にやりました。すでに忘れちゃったけど。

ここで、キャッチコピーとでも言うべき、来る(maa)、犬(maa^)、馬(maa/)の紹介です。私もこれはよく使います。普通の日本人には、何度説明されても、理解不能な、声調の違いで、言葉の意味が変わる良い例です。遠い(klay)、と近い(klay^)も例に出ました。
タイ語を習いたいと思う人は、タイの歌から入るべきだと行っていました。声調を聞き分けるにはこれが一番良いそうです。

その後、例文をあげてタイ語の言葉の並びを説明です。
日本語だと、白い犬ー>タイ語だと、犬 白い になります。
私がここで考えていたのは、タイ語を習いだして最初の頃、タイ語が出来ませんを延々と「マイダイプートパーサータイ」と言い続けていたことです。「プートパーサータイミダイ」が正しい語順であることが判ったのは、1年くらい経ってからでした。確かに、タイ語が出来ないので「間違っても当たり前」ですが、I
can't speak Thai.をタイ語に直しただけでは、通じないことが当時は判っていませんでした。
チェンマイで、語学を習った時のことで、欧米人と日本人の決定的な違いは、言葉における想像力の違いだそうです。タイ語では、分かり切った言葉は省略可です。日本語もそうですが、欧米の言葉はそうはいきません。彼らは、相手が4W1Hを正確に喋らないと、意味が分からないのです。その点は、日本人には、とても有利だと言っていました。

3つ比較してみます。

正確に書くとこうなるのですが、実際こういった言葉は使われていません。

例:
日本語:あなたは、タイ語が出来ますか?いいえ、私は、タイ語が出来ません。

英語:Can you speak Thai? No I can't speak Thai.

タイ語:クンプートパーサータイダイマイ   ポムプートパーサータイミダイ

実際は、使われている言葉だと

日本語:タイ語できる? いいえ

英語:Can you speak Thai? No I can't.

タイ語:プートパーサータイダイマイ  ミダイ

英語では、You や I が無いとわかんなくなっちゃうみたいです。
タイ語や、日本語では、当然のようにいちいち言いません。


脱線もたくさんありました。
講師の自己紹介というか経歴の説明が入ります。
講師は、国立民俗学博物館の準教授だったか「平井京一郎」と言う人で、40才くらいの人でした。1990年代の初め、チェンマイでタイ語を習って、タイの農村でフィールドワークをしたそうです。研究内容は、タイの文化だそうです。
3ヶ月出家したことがあるそうです。驚きました。タイ人でさえその修行の厳しさに耐えかねて、すぐ止めちゃう人が多いのに。
論文の発表で王女様と同席する機会があったそうですが、一切タイ語は使わなかったことを例に挙げて、タイでは階層によって言葉が違うこと、王族への言葉使いは外国人には無理なこと、万一王族に対して不敬な言葉を用いた場合は、外国人であってもただでは済まないこと、を力説されていました。
後で生徒から、王様について質問がありましたが、間違ったり、不敬な言動があってはならないので、回答されませんでした。さすがにタイの文化にはとても詳しいと思いました。

この後、諺とかの説明があったのですが、生徒には不評。良くわかんなかったみたいです。
最後の30分は、質問コーナーでした。
一番長かったのは、トイレの話しです。タイのトイレは、金隠しがないこと、しゃがむ方向が違うこと、終わったら左手を使い水で洗うこと、ホンナームの略図を書いて、おけの位置や使い方を詳しく説明しました。
言葉の最後に来る子音で、l(エル)はタイ語だとn(ン)になること。例:Centralー>センタン
タイ人と移民の中華系は、他の国ほどの確執はないと言っていましたが、本当のところはケット先生の方が詳しいでしょう。

覚えているのはこれくらいですが、資料さえ十分準備したら、私でさえ出来そうなプレゼン内容でした。
でも、さすがに大学の先生(研究者兼講師)なので、喋る技術は私より遙かに上だと思いました。
参考資料も添付します。ノートも取りましたが、ここに書いた内容ですべて網羅しています。

2011年2月1日火曜日

「ハッピーフライト」と「百万円と苦虫女」を観て..










先週の日曜日、あまりの寒さで外に出れず、DVDを一日見て過ごしました。
1枚目は、「ハッピーフライト」グゥイネス・パルトロウ主演の青春物語、ハッピーエンド、ハリウッド映画です。私は、この手の毒にも薬にもならないような映画が好きです。
アメリカのネバダのど田舎で生まれた女の子が、高校出て男に振られて一念発起CAになって成功する物語です。最初は田舎の格安航空から、国際線のCAに上り詰めるまでを、恋いあり、笑いあり、危機をチャンスに換えたりして乗り越えます。最後は、かっこいいお兄ちゃんと結ばれてハッピーエンドです。
中国で買ったDVDなので、全編英語でしたが、内容が大したこと無いので、英語でも楽しめます。

2枚目は、「百万円と苦虫女」。日本映画はあまり見ないのですが、蒼井優は、何故か好きなので観てみました。出だしはいきなり、拘置所?刑務所?でした。同居人の荷物を捨てて、実刑?実際はあり得ないとは思うけど、これは映画なのでOKです。
主人公は、東京郊外の団地で家族4人の普通の目立たない娘です。就職浪人から、ルームシェアーで友人の裏切りにあい、ひょんなことで有罪判決。前歴者になっちゃいます。
家にいられなくなって、各地を転々とします。この方法が、必至でアルバイトして、100万円貯まったら、その都度引っ越しするというもので、知り合いを作らず社会の片隅で目立たないように心がけますが、若い女性ではそうも行かなくなって、3カ所目のホームセンターのバイトで知り合った大学生(森山未來)と恋に落ちます。大学生と一夜を共にして恋人同士になるのですが、お金の無心で疑念を抱いて、女は出ていくことになります。大学生は、彼女の貯金が100万円にならないように、お金を借りたのですが、気の弱い彼はそれが言えなくって、彼女は荷物を持って出ていきます。最後は、追いかける大学生と彼女が駅前ですれ違ってあえずに終わります。いまいち、ハッピーエンドにしなかった、監督の意図は、判りませんが、私的には、ハッピーエンドの方がすっきり出来たでしょう。所詮、映画です。