2010年11月17日水曜日

バンコクでのバスの乗り方(初心者編) その4



私が乗ったことの無いものは、ネットの資料からデータを取ったので値段は時価(今は違うかも)になります。あらかじめご承知置きください。

なお、同じ路線で同じ場所から同じ目的地に向かって乗ったときでも、車掌によっては、値段が違う場合がありますが、タイ国ではありがちなこととされています。車掌に抗議すれば、正規の金額になる場合がありますが、逆切れされる恐れがあるのでお勧めできません。バスの車掌は薄給で重労働です。この乗車賃では、お客は威張ってはいられません。

実際バンコクであったバスの車掌の記事を掲載します。皆さんもお客さん面(ヅラ)で、横柄な態度をとると、痛い目にあうので注意が必要です

------------------2008/10/18のタイの新聞から------------------------
女車掌が乗客を蹴落とした。バンコク、タイ。
10月11日、バンコク都内を走る路線バスの女車掌が高齢者の乗客に罵声を浴びせた上、車内から蹴り落とすという事件が起きた。
詳細を現地の新聞から拾うとこういう状況だった。

123番の路線バスに乗ったタワットさん(68)は元公務員(別報道では退役軍人証)であったことを示す身分証明書を提示して、料金を半額支払った。タイでは元公務員はバス料金が半額になるからだ。

しかし、これに対して、女車掌のピチトラー(40)は「わざわざ停車してやったのに、お前、半額しか払わないのか。時間の無駄だよ」と罵声を浴びせた。 これに対して、タワットさんが「ただ乗りよりはマシだろ」と言い返したところ、ピチトラーはバスを運転していた夫のナンター(40)にバスを止めるようい指示。その後、ナンターが運転席からやってきて「お前、文句があるなら、降りろ」タワットさんを突き飛ばしたという。 身の危険を感じたタワットさんはバスを降りようとしたが、その時、ピチトラーに蹴飛ばされ、階段を転げ落ちてしまった。このため、ワタットさんはその足で、警察に被害届を出した。 その後、路線バスを管理・運営する輸送公社が内部調査を開始。そして、13日、ポチトラーとナンターが警察に出頭した。

しかし、両名は警察者でタワットさんと顔をあわせると、再び罵声を浴びせ、警官や記者には、「こいつが金を払おうとしなかったから、文句を言ったんだ。暴力なんて振るっていない」と言い張ったことで、再び、タワットさんと口論になった。

しかし、警官が医師の診断書、および目撃者の証言を突きつけたことで、ポチトラーとナンターはしぶしぶ容疑を認め、タワットさんにいやいや謝罪することとなった。 公社側は、「このような非常識かつ暴力的な者を雇用するわけにはいなない」として2人を解雇。さらに、陸運局に対して、2人をブラックリストに載せ、2度と公共輸送の仕事に就けないようにした。また、公社の調査委員会ではより詳しい事情を調べ、場合によっては、公社が原告となり、2人を起訴することも検討しているとのことだ。

恐ろしい女車掌がいたものだが、記事には無いが多少説明を要する。バンコク交通公社には直営のバスと個人経営の契約バスが混在している。個人バスでは運チャンと車掌が夫婦と言う家族経営は珍しくない。彼らはタクシーと同じく別の車両の持ち主からバスを賃借りで運行していたため、儲けに走り公共サービスの意識に欠けていたということらしい。写真はいやいや謝罪する車掌(左)と被害者(右)
------------------------------------------------------------------------------------

0 件のコメント:

コメントを投稿