2010年10月10日日曜日

バンコクのバスについて雑記⑤



17.「ここは本当に微笑みの国なの?」と疑いたくなるような愛想のない赤バスの車掌たち。
タイ語のヒアリングで、ハンディのある我々外国人は、何度も、赤バス車掌の舌打ちや、怒気を含んだ眼差しで怖い思いをしています。

18.冷房対策なのか、ストッキングを穿くエアコンバスの車掌もいますが、思いっきり伝線していることが多く、パンクロッカーのようになっていることがあります。「おばちゃん、ミニスカ、パンスト伝線」とくると我々外国人には、どうして良いのか判らなくなるなります。

19.整備不良なのか、バンコク滞在中に、2度故障で運行中止になりました。一度目は、後ろから来たバスに押してもらってエンジンをかけていました。念のために言いますが、どちらも乗客の乗っている路線バスです。このときは、乗っている乗客に車掌が一言「ここで終わり、降りて!」(おそらくそうだろうと思う)と言っておしまいでした。乗っていた乗客たちは、文句一つ言うでもなく、黙って降りて次のバスを待ちました。皆、悟りを開いているのか、全く苦情の声はなかったです。

20.北タイでは、もっとすさまじい故障に遭遇していますが、人間慣れちゃうと感覚が麻痺するみたいです。私は、チェンマイから北のチェンダオという町へ向かう路上で、乗っていた大型バスのプロペラシャフトが折れました。乗客は、その場で降ろされて自力で目的地までの移動方法を考え出さないといけません。私営バスには、個人で営業しているものが多く、代替え輸送などのサービスはありません。また、故障したバスは、当然その場でシャフトを交換しないと動けません。道路は道を占領したバスで、他の交通はえらい迷惑です。また、部品が来るまでの間、故障したバスはそのままその場所で、何日も待つこととなります。なお、故障したバスは、数日後の帰り道、まだそこに止まっていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿