2011年1月10日月曜日

クンユアム再訪 その4












バレーボールが終わると用事がないので、いったんポーンピモンの家に帰ります。お母さんが昼ご飯を作ってくれました。台所で料理するお母さんの写真を撮っていると、半年前初めてここに来たときのことを思い出しました。
昼ご飯を食べたら眠くなったので横になっていると、生徒がすかさず枕を持ってきてくれます。この辺がタイ国の誇りうる文化でしょう。だから、タイ通いはやめられなくなっちゃいます。初めてここに来た時も、ご飯を食べて横になると、枕を持ってきてくれました。ただ、初対面の人の家でいきなりご飯をごちそうになった後、昼寝するのは、いかにタイ国と言えどもあまり勧められた行為ではないと思います。私は、こういうことをしょっちゅうやっているので、既に感覚が麻痺しているのでしょうか?

30分ほど昼寝をしました。この家で居候になろうかと本気で思いました。こんな居心地の良い家はないでしょう。ただし、風呂場とトイレがもっときれいであればの話ですが。寝てると横に生徒が座ったので、按摩(ヌアッ)をしてくれというと、素直に按摩をしてくれます。この子は本当に優しくって、20分くらい按摩をしてくれました。仕事で疲れ切ったままここに来たので、本当に疲れが取れるような気がしました。前のページで頬っ被りをしていた子で、「ブサラー」と言います。

昼寝したら、ポーンピモンのお父さんの口利きで、半日4WDを借りて近在の部落を回ることにしました。ここから奥は、シビックでは行けません。行ってみてわかりましたが、日本だったら登山道です。川にも橋がかかってないので、自動車で川に入って渡ります。というか川の中の方がでこぼこしていなくって、乗り心地がいいくらいです。隣の部落の双子の家にまず行きました。さすがに自宅では、子供ものびのびしています。
弟や妹たちも集まってきます。ご両親に挨拶して、雑談するといういつものパターンで時間は過ぎます。
双子の家では、チェンマイの大学に通うお姉さんが正月休みで戻っていました。23歳の美人です。妹たちと写真を撮ります。今年の3月に卒業してチェンマイのホテルに就職するそうです。ぜひ泊まってみたいものです。

隣のアサララッ(ト)の家と、シリラックの家にも歩いて向かいます。どちらもお母さんは元気でした。お父さんは仕事でいませんでした。アサララッ(ト)の家では、まくわ瓜のようなのを出してくれました。味は薄いですが、瓜特有の爽やかさがあって、暑い時期に食べるとすっきりするんだろうなと思いました。

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