2011年1月10日月曜日

クンユアム再訪 その5







ナニチャーの家に行ってきました。この子の家は、雨季には行けないほどの山奥で、自動車で行けるとは聞いていましたが、4WDのトラックで無いと行けないことが今回よくわかりました。正に山のてっぺんと言えるほどの山奥で、電気は来ていません。

途中、細い山道をローギアで延々と登って小川を何度も渡って、メーサーペーから1時間ほどで着きます。雨季にはどうしているんでしょうか。川にはもちろん橋なんてかかっていなくって、自動車でざぶざぶと川に入ってわたります。ノーンデーンと言う名前の集落で、農家が何軒かかたまって存在します。家があるところは、平らになっていて、盆地状の場所みたいです。

家には、ご両親がいました。突如自動車で娘が外国人を連れてきたので、どちらもパニックみたいです。ここでもお餅を出してくれました。家はタイ風の高床で、吹き抜けの場所があり結構広かったです。ここで、子供たちはすっかり自宅気分で寝転んだりふざけたりしています。

ナニチャーは、お姉さんがいて今はチェンマイで大学に行っているそうです。彼女も将来チェンマイラチャパットに行きたいそうです。「学費が大変でしょう」とお父さんに言うと、農家の収入は、「1万バーツほどです」と言うので、「月1万バーツでは、大変ですね。」と言ったところ、「年1万バーツだ」と訂正されてしまいました。まさに絶句です。年収3万円では、いかに田舎でも生活できないでしょう。

聞くとお父さんは、運転手の仕事で生計を立てているそうです。どこかに行きたいなら、私の自動車を使ってほしいとお願いされてしまいました。生徒のお父さんを雇うわけにはいかないので、また今度ねと伝えてもらいました。

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