2011年1月14日金曜日

クンユアム再訪 その9













食事の用意をみんなで手伝います。私は、役に立たないので、そこらをうろうろするしか能がありません。
子どもたちは自然にどこの家でも、家事の手伝いをしています。日ごろやっていないとなかなかこうはいかないでしょう。どこの家でも作りは同じなので、物の置き場で迷うこともありませんし、カレン族の家には、驚くほどモノがないので、置き場所を探すということもありません。シンプルライフそのものです。

それに比べて日本の我が家には一人暮らしにもかかわらず、モノであふれています。ここに来ると、物を持たないほど豊かだという意味がわかります。

みんなで車座に座って昼ごはんを食べます。どこの家でもほぼ同じようなものが出てきます。気をつけないと何品かは必ず辛いので、通常食事の際出される3-4品の料理の中から、私が食べられるものは、1品か2品だけです。

タイの家では、客が来ると何はともあれご飯を出します。そのため人の家に行く時は必ず食べ物のお土産を持っていきます。
今回は、前にも書いたかもしれないけど、持っていくのは「マーマーと砂糖や油など」です。これだと、もらって困ることはありません。安くてかさばるのでお土産に持ってこいです。

おばあちゃんが、椅子に座ってじーっとしています。写真を撮ろうとすると顔をそむけます。嫌みたいです。

食事が終わったら、散歩がてら川に行きます。歩いて1分、家のすぐそばです。川には、くず野菜を持っていきます。この川には大きな魚がいて、住民から大事にされているようです。川の魚は、餌をもらいなれているようで、人が来ると寄ってきます。くず野菜をあげいていても、なかなか魚の寄りが悪いです。アピンヤーがどこかに行きました。どこかから、魚のえさを買ってきました。エビせんみたいなやつです。これは人気があります。魚が寄ります。バシャバシャと餌の奪い合いが激しいです。おこぼれ頂戴のガチョウが2羽すきを見てえさを食べます。アピンヤーやお母さんは石を投げて追っ払います。でも、何所からかまた舞い戻ってきて、すきをうかがいます。このやり取りの方が魚より面白かったです。お母さんは、意地になって石を投げていました。

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