2011年1月10日月曜日

クンユアム再訪 その6












ノーンデーンからポーンピモンの自宅へ帰宅して、いったんクンユアムに戻ります。日本人の先生2名を自宅まで送った後、いったんホテルでシャワーを浴びて、また、メーサーペーに向かいます。

この日は、彼女のリクエストで、ポーンピモンの家に泊まります。この日(大晦日の晩です)、村のイベントで歌を歌うそうでそれをどうしても見てほしいそうです。村に帰るまでにホテルでシャワーを浴びたのは、村で水浴びをすると私のようなひ弱な日本人は、寒くて風邪をひいてしまうからです。

村に戻って晩御飯を食べた後、お母さんやポーンピモン、この日はポーンピモンの家に泊まったアピンヤーと一緒に小学校に戻りました。夜の7時頃着いた会場では、お祭りが始まろうとしていました。

何だかわかりませんが、教会の主催で宗教行事中心みたいです。歌を歌ったり踊ったりの出し物が続きます。すべてイエスを讃える内容らしいですが、カレン語オンリーなので、我々には全くわかりません。最初のあいさつの後、何か賞品を渡したり、子供が出てきて歌ったり、踊ったりと、訳が分からないまま出し物は続きます。すべて素人芸なので、言葉が分からなくっても、下手なことはよくわかります。

人々は、雑談しながら藁の敷かれた会場に座って見ています。夜になってだいぶ冷えてきました。お母さんの指示で、私とアピンヤーは、会場横の椅子席に連れて行かれました。そこにいた人に、付添いの人が何か言うと座っていた人がどいたので、そこに座れと言われるまま座りました。ここでは私は、お客さんみたいです。

隣の人が何かしゃべってきますが、タイ語でさえ片言の私では、はい、いいえ程度しか答えられません。
催しものはどんどん続いて行きますが、相変わらず意味がさっぱり解りません。写真を撮りがてらそこらをうろうろします。

十字架の書かれた袋が回ってきました。お賽銭袋のようです。みな小銭を入れていました。私も、小銭入れにあった小銭を全部入れました。アピンヤーにも半分渡して、入れろと言ったら、入れていました。
席の前でお賽銭の集計を始めたので見ていると、やはり小銭ばかりで、20B札は数えるほどです。

会場は、露天に天幕を張っただけなので、夜はかなり冷え込みます。みな、毛布を頭からかぶっています。アピンヤーは、短パンで薄いジャンバーだけです。寒くないの?と聞いたら、寒いという答えです。でも、あまり堪えた風ではありません。田舎の子供は強いです。

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