2011年1月14日金曜日

クンユアム再訪 その8












今日は、2011年1月1日、年が明けてお正月になりました。昨夜、ポーンピモンの家に泊まりました。夜は冷え込みが厳しく、毛布3枚重ねでも寒くて、ダウンジャケットを着て寝ました。おかげでぐっすりです。朝は寒いのですが、日が昇るとそこは南国、急激に暑くなってきます。

この日は、アピンヤーの実家のある、メーラーカーと言う集落に行くことになりました。朝、ポーンピモンの家の周りをうろうろしていると、近所のばあちゃんが私に向かって「マロ、マロ」と言います。何の意味でしょうか、まったくわかりません。家でお父さんとカフェーを飲みながら雑談します。その時、朝の出来事を伝えて「マロ」の意味を聞きますが、彼もわかりませんでした。いったい何を言われたのでしょうか。

10時頃になって、ようやくポーンピモンが出てきました。私はシビックで、生徒は4WDに乗ってクンユアムに向かいます。私の自動車はホテルに置いて、4WDでメーラーカーに向かいます。行ってみてわかりました、ここは雨季に行くには命がけでしょう。すごい山また山をこえて4WDは進みます。昨日のノーンデーンと言い、ここと言い、クンユアムはまさに秘境でしょうか。

クンユアムから一時間ほどで着きました。峠には、集落の入り口を示す看板があります。写真を撮りました。峠から、集落と棚田が見えます。美しい景色です。アピンヤーの家は、大きな高床式の家です。典型的なカレン族の家です。家にはご両親がいました。お父さんは43歳、お母さんは37歳だそうです。絶句。若いです。

粽(ちまき)が出てきました。日本で、端午の節句に食べるものと、まったく同じです。砂糖をつけて食べます。おいしいです。バナナか何かの葉っぱでくるまれていて、剥いて食べます。すごく素朴です。子供のころは、親が買ってくれて、食べましたが、今の日本でこれを買うと、高いのでしょうか。よくわかりません。

広間に座って雑談していると、昼時になったので、ご飯を出してくれました。食事を用意している台所の写真を撮ったり、部屋を見たりして過ごします。台所は、他のカレン族と一緒で、薪で煮焚きです。天井は煤で真っ黒です。

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