2010年8月22日日曜日

タイの田舎の学校の先生 33





生徒たち⑭

ここの生徒だけに限らず、外国では日本に関する情報が限られていることが多く、変な誤解があるようです。たとえば、10年前から私はタイに通っていますが、チェンマイから北へ80Kmほど奥のチェンダオという所で、少数民族の人に片言英語で「私のお父さんは、切腹しました。」と冗談で言ってみたところ、同情されて慰められました。外国人に冗談を言うときは十分気をつけないと、こういったことになります。また、3年ほど前、中国の広西省というところで、中国人の大学生に「日本では、女性は男性が食事を終えるまで、食事が出来ないと聞きましたが、本当ですか?」と聞かれたことがあります。当然私は、「よく知っていますね。その通りです、中国人でよかったですね。」と答えました。満足そうな大学生を見て、「しめしめ、また異文化交流できた。」と喜びました。今でもあの人は、「日本では、女性は男性の食事後、食事を開始する」と信じているのでしょうか。もう一度会って聞いてみたいものです。

3 件のコメント:

  1. ケード2号先生2010年8月22日 14:34

    やはり、嘘ついたのは良くないですねー -_-;

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  2. ええ!まさか男性より先に食事しているんじゃあないでしょうね。だめですよ。日本では、男尊女卑といって、男性のほうが偉いのです。知らなかったの?困るなあ。

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  3. しかし、いまどき切腹したと言われて信じる奴が居たとは、世界はまだまだ広いです。日本の関西地方では、こういった場合、嘘とは言わず「ボケ」と言います。「ボケ」を否定されてしまうと、関西地方では、会話が成立しなくなります。

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