2010年8月19日木曜日

タイの田舎の学校の先生 3


生徒たちについて
私の受け持ちは、M5・12名(高校2年生)とM4・6名(高校1年生)すべて可愛い女の子です。聞けば男子生徒は、機械や、工作など就職に有利な科目に人気があるので語学は女生徒中心になるそうです。M5はカレン族10名、タイヤイ族2名です。M4はカレン族1名、モン族1名、タイヤイ族4名です。カレン族の生徒は、ほとんどが山奥出身で、雨季には帰宅さえままならないような僻地で、皆農業中心、ほぼ自給自足生活を今でもしています。実際生徒の家を何軒か訪れてみたところ、電気の来ていない家もありました。また、日本では既に見ることのできない「囲炉裏」や「七輪」で煮炊きするなど昔ながらの生活です。それに比べてタイヤイ族は、町に居住しているものが多く、商店や公務員など現金収入のある家庭の子弟が多いように感じました。最初はわからなかったのですが、生徒に接するうちに、こういった部族間の格差を感じました。

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