2010年8月22日日曜日

タイの田舎の学校の先生 39


クンユアムウイタヤ校学食③

昼休みにはごった返す学食です。M4(高1)の生徒たちとは何度か一緒に昼ごはんを食べましたが、M5(高2)の生徒たちとは一度も会いません。最初は不思議だなあと思っていましたが、ここで食事が出来るのは、町に生まれたお金持ちの公務員か商店の子弟だけだと気づきました。1,000人もの学生がいるにしては、お店が少なすぎます。食事をする子供たちは、ほとんどが町のタイヤイ族です。M5のカレン族の子供に聞いてみたところ、その子は、寮生なので、昼は寮に帰って食べるといいます。昼休みは一時間です。とても料理できる時間はないでしょう。おそらく朝の残りを食べているのではないかと思います。寮生でなく、教会の寄宿舎や親戚の家に寄宿している子供は、帰る時間は有りません。かといって小遣いというものも有りません。彼女たちは、昼ごはんは食べていないのです。これがわかったのは、此処に来て一週間ほどたってからでした。

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