2010年8月22日日曜日

タイの田舎の学校の先生 41






お菓子(つづき)

自由なのを良いことに、その場で食べるだけではなく、多量に持ち帰っています。結果、山のようにあったお菓子類は、授業が終わると全てなくなるということになります。
最初は、自宅や寄宿先で待つ弟や妹に持ち帰っているのだろうと思ったのですが、どうも違うようです。単にいつも自分で買っているお菓子を買わなくてすむだけのようです。いつも買い食いして慣れているのか、まったく遠慮がありません。また、持ち帰って自宅で食べているようでもあります。カレン族の皆は、普段お菓子を食べる習慣自体がないのか、なかなか食べようとしません。目の前まで持っていって勧めると断りません。遠慮しているようです。しかし、毎回一人一人お菓子を配るわけにも行きません。これは私の意図とは違うので、すでに買っちゃった分は自由に食べさせて、それでおしまいにしました。人生思い通りにはいかないものです。それに今だけ自由にお菓子なぞ食べたところで、一ヵ月後には、無くなっちゃいますから返って酷な話です。なお、お菓子を配ったのは日本語クラスの生徒だけです。他のクラスの生徒はお菓子をもらいに来たりしませんでしたが、時々先生方がお菓子をもらいに来ました。

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