2010年8月21日土曜日

タイの田舎の学校の先生 25




生徒たち⑥

ここに限らずタイの田舎の子供(生徒)たちは、親が大好きです。自分たちが、世の中の悪い人たちから、両親によって守られていることをよく理解しています。両親の庇護がなければ、一瞬たりとて生存できないほど儚い存在であることを十分知った上で、それなりの行動をとっています。農家の子供は、学校の休日は、農業の手伝いをしています。家事、炊事、洗濯、アイロンがけ、掃除、子守などもほとんどが子供の仕事です。また、学校の先生を尊敬しています。少なくともそういった態度をとります。タイの文化でしょうか、目上、年上の人の指示には素直に従う場合が多いようです。こういった子供たち生徒たちに接するにつけ、今の我が国の子供とどうしても比較してしまいます。私のように50歳を越えた人なら、こういった子供たちと接するとなんだか「ホッ」とします。自分たちが子供の頃そうであった世界が、ここには残されています。

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