2010年8月19日木曜日

タイの田舎の学校の先生 22




生徒たち③

これらの文書は、すべてクンユアムウイタヤ校の生徒たちのために良かれと思って書きました。少しでも多くの人にこの町にいるすばらしい生徒たちの事を知ってもらって、なにがしかの助けになればとの思いです。世の中から取り残されたことで、今でも昔のままの手つかずの純朴な子供たちがまだここに存在します。高校を出ると、何人かは都会に出て悲惨な目に遭うのかと思うと、内心「忸怩(じくじ)たる思い」がありますが、彼らにとってもこれは避けて通れない道です。少しでも多くの子供に高等教育を受けさせてやることによって、「彼らが自分自身で、人生を切り開いて行ける人材に育ってくれれば」との思いです。タイの奨学金は、まったく不足です。能力はあっても、お金がないために大学に行けず良い仕事につけない人が数多く存在します。教育の機会は、誰にでも平等に与えられるべきだと思います。

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